まだまだ一株式会社(MADAMADA ICHI)

「まだまだ」の原点

21歳のとき、株式会社ドラフトの立ち上げに関わりました。

何もないところから会社をつくっていく毎日は、とにかく刺激的で、がむしゃらに働いていたと思います。

ありがたいことに会社はどんどん成長していって、20代後半になる頃には、気づけば自分の下に50人ほどのメンバーがいる組織になっていました。

責任ある立場を任され、数字を見て、組織を回して、会社を大きくすることに必死でした。

でもその一方で、心のどこかに小さな引っかかりが残るようになりました。

お客様とのやりとりは部下に任せ、自分は数字や資料と向き合う毎日。

「自分はいま、誰のために空間をつくっているんだろう」

そんなことを考える瞬間が、少しずつ増えていきました。

あるとき、その答えをちゃんと確かめたくなりました。

ある一つのプロジェクトで、仕事終わりに友人が営む小さな飲食店の内装を、最初から最後まで自分ひとりでつくってみたんです。

↑夜な夜な仕事終わりに作業して作った高円寺にあるイタリアン、エル・ポルテゴ

お客さんと直接話して、悩みを聞いて、イメージをすり合わせて、現場で手を動かす。

完成した空間を見て、素直に喜んでくれる顔を見る。

そのとき、はっきり分かりました。

自分が本当に好きだった内装は、

「数字の先にある空間」じゃなくて、

「目の前の人と向き合いながらつくる空間」だったんだと。

この経験をきっかけにドラフトを退職し、

自分の原点に立ち返るために「まだまだ一株式会社」を立ち上げました。

↑まだまだ初期の社員旅行。瀬戸田に行きました。当時はまだ5人。

目指したのは、大きな組織ではありません。

少数精鋭で、お客様の声をメンバー全員が直接聞けること。

設計も施工も、その先の運営も、同じ目線で一緒に考えられる会社です。

ただつくって終わりではなく、

その場所が使われて、根づいて、育っていくところまで関わり続けること。

そこまで含めて、空間づくりだと思っています。

空間づくりは、完成がゴールではなく、そこからがスタート。

これからも私たちは、目の前のお客様と向き合いながら、

成長を続けていきたいと思っています。

↑1年に一度みんなに感謝を伝える「まだまだ感謝祭-2025-」。今年もやるのか!?笑

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